ターナーで絵を描く

最近めっきりと見かけなくなった映画看板を描く画家。身近にも何人もおりましたが皆さん年には勝てず存命する画家はいなく悲しい限り。

そういえばその画家さん達、こぞってターナー色彩という絵の具を使っていた。ターナーというメーカーが出している塗料を使って描いた絵の特徴は水彩であるのにもかかわらず二度でも三度でも重ね塗りができることである。これが他の水彩色との大きな違いでなおかつ雨にも丈夫という優れた耐候性がある。

仕上がりは艶消しになり屋内で光を当てても反射しない。グラデーションも乾けばにじまないという特性があるので何度も納得がいくまで色をのせることができる。

さらにお得な気にさせてくれるのが塗料の缶である。缶の中には塗料の入ったビニールがあって缶が綺麗。

この缶に鉛筆や筆を入れていた頃が懐かしくなってくる。

ちなみにイギリスには、ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナーという19世紀に活躍した偉大な画家がいる。